ラグジュアリー
東京都現代美術館に、「ラグジュアリー:ファッションの欲望」を見に行く。
17世紀から現代までのファッションが、
「ラグジュアリー」を切り口に、4つのテーマにわけて構成されている。
1つめのテーマは、「着飾ると
いうことは自分の力を示すこと」。
金糸や銀糸を使い、細かく細かくデコレーションされたお洋服は、
本当にきらびやか。手間と時間がかかっているだろうことが容易に想像できる。
それにしても、昔の人って、肩幅が狭い!ウエストが細い!!
それから、2つめのテーマは、 「削ぎ落とすことは飾ること」。
豪美なファッションから、シンプルで機能性のあるお洋服への移り変わりが展示される。
バレンシアガとか、シャネルとか、本当に素敵。
3つめのテーマは「冒険する精神」。川久保玲の作品がたくさん紹介される。
そして、4つめのテーマは、「ひとつだけの服」。
リサイクル志向、ハンドメイドといった現在のラグジュアリーさに結びつく
メゾン・マルタン・マルジェラの一点ものがそろっている。
お洋服の制作時間などが一緒に表示されていて楽しい。
それにしても、人はいつの時代もファッションに貪欲だったんだなぁ。
2010年1月17日まで。ぜひ。
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