2009/07/10

和ディズニー

Photo_13味しいもの取材が多い今日この頃。少しテイストを変えて、ギャラリーへ出かける。Ginza Gallery Houseにて、「Disney+WA-Qu」。
ディズニーと、京都の人たちが大切に受け継いできた
日本伝統の技法のコラボレートが楽しめる。
欄間やランプ、漆塗りのお盆に南部鉄瓶、机、手ぬぐい、
ぽち袋など、色んなところにミッキーをはじめとする
ディズニーキャラクターが隠れていて、
小さな驚きと発見がたっくさん。
あ、ここにも!あ、あんなところにも!
Photo_10 Photo_11 Photo_12 見つけるたびに、笑顔になってしまう。
それぞれ購入することもできて、私はキャラクターものは持たないのだが、
あまりの可愛らしさに、購買欲に火がつきそうになる。
水にぬらしたてぬぐいを首にまいて走ったら良いだろうなぁ、なんて・・・
でも、最近走ってないので、深呼吸して心落ち着け、財布の紐を締めなおす。
Photo_14でも、こんなところまでミッキーなんだもの。→→→→→
お香よ、お香。とっても細いのにちゃんとミッキー。
手間隙かかった細工を前に、冷静でいるのは難しく、
どうしてもはしゃいでしまう。大きな○に小さな○をふたつ描くだけで、本当に愛らしい、そのデザインの力にも感動。
展示は、9月5日まで。

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2008/12/06

クリスマス気分

081206_15170001世田谷パブリックシアターにて開催されたクリスマスリース教室に参加する。集まったのは10人ほど。モミ、ネズなど、香りの良い木を、小さなパーツに切り分け、組み合わせていく。モミはアクが強いそうで、触っていると、ヤニで手がべたべたと真っ黒になってしまう。でも、そんなの気にせず無心になってリースを作る。仕事や運動をする時とは、全然違う部分の脳が刺激されるようで、心地良い。集中力がぐっと増して、夢中になってしまう。グリーンでも、少しずつ色に変化があって、とてもキレイ。同じ花材を使っているのに、作り手によってそれぞれ個性が出る。私のは、どうでしょ。早速玄関に飾りつけ、ご機嫌な土曜日。

夜は横浜にある神奈川県民小ホールにて、浜田真理子さんのライブ。年内最後のソロライブだそう。先月は久世光彦さんのご本「マイ ラスト ソング」に書かれた曲をカバーされていたけど、今回はオリジナル曲がメイン。大好きな「月の記憶」が聴けてとろけた。ここのところの閉塞感が季節と一緒に過ぎていけばいいなぁ、と思う。春は爛漫に。横浜の街はライトアップされて、こちらもクリスマス気分うきうきだったな。

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2007/02/08

掃除をしようか

昨日の日記を見た後輩ディレクターがひとこと。
「あはは、忘れられちゃったのは、Youngの『Y』っすねーー」だって。
うまい!なんて思っちゃったけど、失礼しちゃう(`Д´)ξじゃないの!
でもまぁ、いいですよ、私、大人だし、

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Dsc00260Dsc00262それに
会社に
こんな
お花!
お誕生日おめでとうのメッセージとともに、ガラスの花器で、かなりの重量感、な、な!
なんと!恐れ多くも村上隆さんから素敵なお花が届いて、とってもHAPPY!!だし。
ちなみに、このお花は、JARDINS des FLEURSのモノ。オーダーを受けて、東信さんが
いけてくださったそうで、ごちゃごちゃした会社のデスクにはもったいないお花デス。

そう、実は、私、掃除が大の苦手。
会社のデスクの整理整頓が大の苦手の私にオススメの本があるからと
手渡された「幸せを呼ぶ『そうじ力』」という本。
舛田光洋さんという方が書いたご本で、このそうじ力のシリーズは、
売り上げ累計100万部!!ふぅ、すごい!!!
公私混同するな!との声が上がりそうだけど、早速インタビューをすることになった。

舛田光洋(ますだ・みつひろ)さん。頂戴した名刺を見ると、そうじ力研究会代表、
と書いてある。んんん?そうじ力研究会って何?
お話しを伺いながら理解していくことにしよう、と決め、インタビュー。
そもそもこの舛田さんは、お掃除を専門とする会社にお勤めだったらしい。
ただ、家庭の事情で、ちょっとしたウツ状態になり、お家に閉じこもっていた時期が
あったのだが、そこから自己を開放してくれたのが、「そうじ」だったということ。
汚れたゴミだらけの部屋にずーーーっといたのを、そうじをすることで、
心まで晴れ、職場にも復帰することができたそうだ。

今は、会社のコンサルタントなどもやっていらっしゃるそうで、
どんなことをやっているのか聞いてみると、例えば、
何をやっても業績が上がらない会社のコンサルタントに入った会社で、
社長にトイレ掃除をやるように指示をするそう。でも、多くの場合は、
「なぜ自分がトイレ掃除をしなければいけないのか」とまずは反発をするようデス。
なかなかプライドがあって、簡単にトイレを掃除することができないみたいね。
で、「何故トイレ掃除が売上につながるのか説明せよ」と聞くんだって。
ただね、いざトイレ掃除を始めると、やっていくうちに、プライドでしめていた心が開く
瞬間があって、そうすると、人間関係がうまくいったり、
曲げずにいた考えを柔軟にできたりってことができるようになるそうで、
そこが大事だということ。
舛田さんいわく、毒を持っている木は、幹を変えねば、常にドクリンゴを実らせてしまう。
だから悪いのは自分なんだ、とその根幹を変えなければいけない。
幹から毒がなくなれば、きっと美味しいリンゴが実るということで、「俺をわかれ」より、
「共にいるものを自分が理解する」ようになれるかが、
発展できるか、できないかのわかれ目だそうデス。

行動が心を支配していくこともあると思う。嫌だ、と思っていることも、
やってみると嫌じゃなかったりするから、ポジティブに考えようと気持ちを先行させる
よりも、ポジティブになれない原因になっているマイナスを最初に取り除く方が、
ポジティブな気持ちに近づきやすくなるのかも。
例えば、私の場合は趣味のランニングがそうで、走るのなんてできない、って
最初は思っていたけれど、友人に誘われて走ってみたら、とっても気持ちが良い。
苦しい時もあるけれど、それを乗り越えた時の高揚感と達成感は、
普段の生活で、他にどんなことをしても得られない。
走ることによって、「自分が動けば景色が変わる」っていう
当たり前のことを再認識して、仕事もそんな気持ちで携われるようになったなぁ。
そうそう、舛田さんは、「満たされていないと感謝できない」という言い方をしていた。

でも、お掃除って、3日坊主で終わっちゃう・・・なんて話をしたら、
「まずは3日坊主でいい。3日やってご褒美に休んで、またその3日坊主を
もう1度やってみる。と、けっこうながく続いていき、
3日坊主はわりと長く続けられますよーーー。」とのこと。
なんだか、笑ってしまうような発言ばかりだったんだけど、
このひょうたんからコマみたいな気分が、
ご本の売り上げ累計ミリオンセラーにつながったんだろうなぁと思う。

いただいたお花が、美しく栄えるように、この週末、お部屋のそうじをしようかな。
あ、デスクもやった方が良いかしら?

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